SPOKESアップロード後、動画再生画面の画質が粗く見える場合は、以下の方法をお試しください。
基本編:画像を綺麗に見せる方法 |
PNG形式の画像を使用する
パワーポイントを作成する際に、PNG形式の画像をスライドに貼り付けることによって、画質の劣化を防ぎます。
<キャプチャ画像の場合>
1)PCのディスプレイ設定を最高画質にした状態でキャプチャ画像を取得する
使用PCのディスプレイ解像度設定を行うことで、高画質のキャプチャを取得することが可能です。
(使用PC環境によって解像度の設定は異なります)
2)キャプチャ取得ツール等を使用し、PNG形式で保存する
Snipping Toolやプリントスクリーンを使用し、キャプチャの保存形式をPNG形式で保存します。
▼SnippingToolの例
<写真やイラスト素材の場合>
写真やイラスト素材などPNG形式ものを使用する
素材配布サイトなどからダウンロードする場合、PNG形式のデータを選択して使用します。
使用にあたっては、素材配布サイト内のルールや自社でのルールをご確認の上、ご使用いただきますようお願いいたします。
Tips ・ PNG形式の画像を使用すると、ファイルサイズが大きくなります。
パワーポイント上で、図の圧縮をかけることで、ファイルサイズを軽くすることができます。 解像度は印刷用/Web用/電子メールの順に軽くなっていきます。
用途に応じて変更してください。
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パワーポイント上でシャープネスを調整する
パワーポイントに貼り付けた画像について、シャープネスを調整することで、見やすくなります。
パワーポイント上で画像を選択し、[図の書式設定]の鮮明度でシャープネスを調整することが可能です。
鮮明度の数値を大きくするほど、シャープネスが強くかかり、くっきり見えるようになります。
使用する画像に応じて調整を行ってください。
応用編:より画像の解像度を上げる方法 |
応用編として、パワーポイントでの設定でより画像を鮮明にかつ綺麗にする方法を2つご紹介します。
はじめに①の方法、さらに鮮明にしたい場合は②をお試しください。
①スライドマスターのサイズを引き伸ばす
スライドサイズを引き伸ばしておくことで、圧縮がかかった場合でも画像の劣化が起きにくくなります。
1)パワーポイント内の[表示]タブをクリックし、[スライドマスター]を選択します。
2)[スライドのサイズ]から[ユーザ設定のスライドのサイズ]をクリックします。
3)スライドのサイズ詳細設定画面が表示されるので、[スライドのサイズ指定]を[ユーザー設定]を選択し、幅と高さの数値を入力後、[OK]ボタンをクリックします。
▼画面例では幅50.8cm・高さ28.575cmに設定
注意事項 ・ スライドサイズの比率は16:9を維持しての作成を推奨しています。
・スライドサイズ(解像度)の変更すると、スライドサイズのみ大きくなるため、 ・スライドサイズを拡大すればするほど高画質となりますが、サイズに比例して
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②画像を拡張メタファイル形式にして貼り付ける
パワーポイントに貼り付ける画像の形式を、拡張メタファイル(emf)に変換することで、画像の劣化を防ぐことができます。
<画像を拡張メタファイル形式に変換する場合>
1)パワーポイントのスライドに貼り付けた画像の上で右クリックしてコピーします。
2)[ホーム]タブ内の、[貼り付け]を選択し[形式を選択して貼り付け]をクリックします。
3)形式のリストから[図(拡張メタファイル)]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
上記の操作でパワーポイント内で拡張メタファイル形式の画像を生成することができます。
<拡張メタファイル形式の画像を保存する>
1)拡張メタファイル形式の画像を右クリックし、[図として保存]を選択します。
2)ファイル保存の画面が表示されるので、[ファイルの種類]より[拡張メタファイル(*.emf)]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
上記の操作でパワーポイント内で生成した拡張メタファイル形式の画像を保存することができます。